当サイトでは、自動車保険の一括見積もりについての利用実態を把握するために、独自のアンケート調査を実施いたしました。
自動車保険一括見積もりを「利用したことがあるのは約2割」「約8割の方が未体験」という結果が出ました。
アンケート結果を掲載しますので、自動車保険選びや一括見積もりサービス選びでの参考にしてみてください。
調査概要 | 自動車保険についての利用実態 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査対象 | 自動車保険(任意保険)に加入している20代~70代の男女 20代:8.5% 30代:20.5% 40代:45.5% 50代:17.5% 60代:6.5% 70代:1.5% |
調査対象者数 | 200人 |
調査対象地域 | 日本全国47都道府県 |
調査実施日 | 2023年7月8日 |
調査機関 | ランサーズ |
回答方式 | 選択回答形式 |
アンケート結果まとめ
とてもシンプルに今回のアンケート結果をまとめると以下の通りです。
- 年間保険料は3万円台が最多
- 人気TOP3はソニー損保、東京海上、損保ジャパン
- 約8割の方が一括見積もり未経験
- 知名度No.1は価格.com
質問①自動車保険(民間の任意保険)の年間保険料はどのくらいですか?
年間保険料 | 割合 |
---|---|
3万円台 | 19.0% |
2万円台 | 16.5% |
5万円台 | 16.0% |
4万円台 | 13.0% |
1万円台 | 12.5% |
6万円台 | 10.5% |
7万円台 | 7.0% |
8万円台 | 5.5% |
1年間に支払う保険料としては「3万円台」が19.0%と最も多い結果となりました。5万円以下(1~4万円台)の合計は61%を占めます。
7万円台、8万円台が少数いることは想定しておりましたが、1万円台が12.5%もいることは驚きです。
等級や走行距離、車両保険の有無など補償内容によって大きく異なるので一概には言えませんが、1万円台ともなると18~20等級であり、なおかつ最小限の補償プランであることが予想できます。
質問②どこの自動車保険に入っていますか?
保険会社名 | 割合 |
---|---|
ソニー損保 | 15.5% |
東京海上日動 | 14.5% |
損保ジャパン | 11.5% |
あいおいニッセイ | 11.0% |
SBI損保 | 8.0% |
その他 | 7.5% |
JAの自動車共済 | 6.5% |
三井ダイレクト損保 | 5.0% |
おとなの自動車保険 | 4.0% |
アクサダイレクト | 4.0% |
三井住友海上 | 4.0% |
チューリッヒ | 2.5% |
イーデザイン損保 | 2.0% |
楽天損保 | 2.0% |
AIG損害保険 | 1.0% |
日新火災海上保険 | 1.0% |
共栄火災海上保険 | 0.0% |
大同火災海上保険 | 0.0% |
現在加入している自動車保険としては、ソニー損保が1位で15.5%、2位が東京海上日動で14.5%でした。
上位5つのうちダイレクト型はソニー損保とSBI損保の2つ、代理店型は東京海上日動と損保ジャパンとあいおいニッセイ同和損保の3つ。手軽に自分でネットで見積もり・加入ができるダイレクト型が上位を占めてるかと思いきや、意外と代理店型の方が多い状況でした。
新車購入時にディーラーで自賠責保険だけではなく任意保険も加入する場合は、ほぼ代理店型が選ばれる、という理由があるのかもしれません。
ダイレクト型の中でもソニー損保が上位なのは、保険料と補償のバランスの良さが評価されているだけではなく、単純にテレビCMなどによる圧倒的な認知度が貢献していそうです。
「その他」が7.5%、15人もいることも想定外でした。主要どころはほぼ網羅した状態で選択肢を用意したつもりですが、そうではなかったようです。その他として考えられるのは、チャブ損保、セコム損保、マイカー共済あたりでしょうか。
質問③保険プラン・料金を簡単に比較できる「自動車保険一括見積もりサービス」を使ったことはありますか?
回答 | 割合 |
---|---|
はい | 21% |
いいえ | 79% |
約8割の方が、自動車保険一括見積もりを使ったことがない、という結果になりました。
この結果から多くの方が、
- 直接、損害保険会社で見積もりしている
- 車購入時にディーラー・中古車屋さんで契約している
という行動パターンが浮かび上がってきます。
なぜならディーラーや中古車屋さんで車購入時に一緒に任意保険に入る場合、複数保険プランを比較検討する余地なんてないからです。ディーラーは数多くの保険会社を取り扱っていることなんてまずあり得ません。特定の1~2社の代理店型保険を提供してくるのです。
一括見積もりを使うような方は、ディーラーや中古車屋さんでは加入しません。割安で入れるダイレクト型を自分で調べていくうちに、最終的な検討材料として、一括見積もりをするのです。
少しでも自動車保険を安くしたいのであれば、一括見積もり(インズウェブや保険スクエアbang!など)を使うことを強くおすすめします。
質問④知っている、聞いたことのある「自動車保険一括見積もりサービス」を “すべて” 選んでください。(複数選択可)
自動車保険一括見積もりサービス名 | 回答数(複数選択可) |
---|---|
どれも知らない | 82 |
価格.com自動車保険 | 80 |
イオンのほけん相談 | 39 |
保険市場 | 35 |
保険スクエアbang! | 21 |
インズウェブ | 20 |
ドコモスマート保険ナビ | 5 |
自動車保険一括見積もりを使ったことがある方は約2割なので、「どれも知らない」が大半になるのは当然の結果です。
価格コム、イオンが上位であることは予想通り。ドコモ自体は知名度がありますが「ドコモスマート保険ナビ」は積極的な宣伝などをしていないこともあり、今回の調査では最下位でした。
また一括見積もりとして人気のツートップ、
が一般的には知名度が全然ないということも、数字で明らかになりました。自動車保険の見積もりキャンペーンとしては、これら2つはとても魅力的なプレゼントを提供していることは間違いありません。
逆に考えれば、知名度がまだまだ低いからこそ、魅力的なプレゼントキャンペーンを実施する、という戦略なのかもしれません。インズウェブや保険スクエアbang!は、WebやSNSで積極的な広告宣伝をしています。
とはいえ、自動車保険一括見積もりにはデメリットもあるので、慎重にご自身で判断する必要があります。